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ひさしぶりの絵本
今日用事があって小学校に行ってきました。
空き時間になにげなく本棚を見たら、この間新聞の広告欄に載っていた絵本が。 「おまえ うまそうだな」 作絵/宮西達也 ティラノサウルスを主人公にしたシリーズの一冊です。 実は同シリーズの「ぼくにもそのあいをください」が家にあるのですが、最近出たばかりの絵本には大したものがないと高をくくっていて、読んだ事がありませんでした。 失礼な話ですね。 乱暴者のティラノが、迷子の赤ん坊恐竜に父親と間違われた所から話は始まります。 絶対的な信頼を寄せられる事によって、次第に愛情に目覚めていくティラノ。 しかし所詮種類の違いから、別れなくてはならない日が来ます。 泣けたのはラストシーン。 「あの丘まで競争だ。おまえが勝ったらずっと一緒にいてやる。絶対に振り返ってはいけない」 張り切って無邪気に走っていく子供。彼はじっとその姿を見送ります。 「別れ」というものはいつでもどんなシチュエーションでも泣けるものですね。 絵本では「百万回生きたねこ」以来でしたわ。 このシリーズ、今5冊出てるらしいですが、うち3冊読みました。 共通するのがラストの「別れ」。 そして「赤い実」が、象徴的にそれぞれに出てきます。 「親が子に食べ物を与える」というのはやはり愛情の典型なのか。 これが後世に残る絵本になるかどうかは、これからの評価次第ってとこですか。 私はもう一押しかなと思いましたが、人気あるらしいですね。
by yukino-mori
| 2008-11-17 20:32
| 漫画・アニメ
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