マンガとコスメと甘い物が好き
by yukino-mori
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31


<   2013年 06月 ( 8 )   > この月の画像一覧

孤独の王妃

ソフィア・コッポラ監督「マリー・アントワネット」借りてきました。
実は3回目なのですが、「ベルばら」習熟度(ベルばら原作の読み込み方)に応じて理解度が変わるので、それぞれに新鮮な発見があります。

バックに流れるUKロック、めくるめくドレス、スイーツの映像と、ガーリーカルチャー的な側面ばかりがフォーカスされがちですが、全編通じて描かれているのは、マリーの痛いほどの孤独。
はっちゃけた映像の場面の他は、あまりBGMもなくむしろ静かに物語は進んでゆきます。説明的な解説も、マリーのモノローグも皆無。なので、彼女の表情やしぐさで感情を感じ取るしかありません。
彼女自身、一回誰もいない部屋の隅で号泣をした他は、にこにこと微笑んでいるばかりであまり感情を表に出さないのですが、それがなお彼女の孤独感を際立たせています。

故国の全てを捨てさせられて、人身御供同然に嫁いできたのに、死ぬまで「オーストリア女」と陰口を叩かれ、異邦人でい続けたマリー。
頼みの夫はいっこうに世継ぎづくりに関心がなく、マリーのせいでもないのに彼女は多方面から非難され、中傷されます。(一回号泣したのはその時。)
あまりにも可哀想で、これじゃあ賭け事や豪遊に逃げたくなるのもしょうがないか~と思ってしまうほど。

幸い、その後子供に恵まれた彼女は、もうそれで務めは済んだというように(だってだいたい周りがそういう意識だし)プチ・トリアノンに引っ込むわけですが、それも後々非難の対象に。
もうどうすりゃいいの~。

彼女の孤独、悲しみ、運命を思い、もう始まりからラストまで、何回涙を流したことか。
ほら泣け!的な場面なんか全然ないんですが。不思議です。


この作品でのマリー様はただただ善良で素直で悪意のない、普通の女の子。
責められるところがあるとしたら、世間知らずなところでしょうか。
女王としての自覚があり、立派な女王であろうと思ったなら、いくらでも勉強することはあったんでしょうけど…。

あ、フェルゼンももちろん出てきます。
が、ここの彼は、顔がいいだけのただのにやけたプレイボーイ。このフェルゼンに、ヴァレンヌ逃亡の計画なんか立てられたとはとても思えないんですが(笑)。
実際マリーも、彼との恋愛(というよりラブ・アフェア?)に一時期溺れはしますが、それだけ。あくまでルイの良き妻です。

それから、ここでは首飾り事件は描かれていません。あれだけ重要な、革命のきっかけになったともいえる事件なのに!
だから、マリーが自分のあれやこれやにかまけているうちに、突然革命が起きたような唐突な感じがします。
ここでの彼女はあくまで「普通の女の子」なので、女王然としたエピソードはわざと省いたのでしょうか。



国王一家がベルサイユからパリへ移送される所で、この映画は終わりです。
中途半端な気もしますが、この映画が「革命について」ではなく「アントワネットのベルサイユ宮での一時代」を描くというコンセプトならここで終わるのはわかるし、何よりこのマリー様にはこれからの悲惨な生活は想像できないので、これでいいんだろうな~という気がします。
[PR]
by yukino-mori | 2013-06-28 16:09 | 漫画・アニメ

アマデウスと首飾り

本日二つ目の投稿です。


今更ながらですが、DVD「アマデウス」と「マリー・アントワネットの首飾り」を借りてきました。


「アマデウス」の方は、舞台はウイーンなんですが、ベルと同時代ということで、また「マリー・アントワネット~」の方はそのものズバリ同時代のフランスということで。

どちらも、貴族の風俗がよくわかります。
とにかく服装がゴージャスで目の正月。


「アマデウス」
…ヨーゼフ2世治世下のウイーン。宮廷作曲家サリエリの目線で見た天才、モーツァルトの物語。

どんなに才能があっても、世渡りが下手では人は幸せにはなれないものなのね…と天才の悲しさを実感。(←そこ?)
サリエリに同情するか、モーツァルトに同情するかで、その人の人となりがわかるような気がします。
ちなみに私はめっちゃサリエリでした。(だから何)

当時の精神病院の様子、共同墓地での葬られ方などが、中野京子さんの本の内容そのままでびっくり。


「マリー・アントワネットの首飾り」
…王妃マリー・アントワネット、ロアン枢機卿を巻き込んだ、バロア家の末裔ジャンヌの愛と陰謀の物語。

ジャンヌは現王家に断絶させられたバロア家の再興を熱望、王妃に嘆願しますが冷酷に無視されます。
どうしようもなくなり、手段としての首飾り事件を起こす…というお話。
…なんですが。

う~ん、どういう話なのか…正直よくわからなかった。
首飾りのダイヤを売って生家を取り戻しても、逃げなければ逮捕される、もしくはロアンの手の者に殺されることは明白。
あれだけの大胆なたくらみをし、陰謀を練っておきながら、従容と逮捕され、刑の執行の時は逆に暴れまくる…ってどういう心の動きがあったんでしょうか。
私がわからないだけで、もう何回かじっくり観たらわかるのかもしれませんが…

やっぱり、ジャンヌは野望に満ちた悪女に徹してもらった方が、見ていて小気味いいです。
マリー様の方が、権力者ならではの冷酷さを体現していて興味深い。

あと、なんとここではレトーは若くかなりの美形、ジャンヌの愛人となります。
ベルばらのレトーのイメージで見ていると、「はあ!?」となります(笑)。


ところで、最後のギロチンのシーンでは、こういうふうにするんだ~とびっくり。自分で台に寝そべるんじゃないんだ~。
これは怖い。怖すぎる…




余談ですが、どっちも貴婦人の髪型は、綿菓子のような白いふわふわかつらがお約束。(特に「アマデウス」の方。)
史実はそうなんでしょうが、あまり絵としてはそそられないな~と思いました。
[PR]
by yukino-mori | 2013-06-26 16:49 | 漫画・アニメ

ばらの描き方

前述の「おえかきぐみ」届きました!
注文後、ふらっと入った書店でも置いてあったんですが…(知らんかった)
送料はコンビニ受け取りのためかかってないのでまあいいか~


予想通り、小学生向けのお絵かき本でした。
ぱっちりした目のキャラの描き方、表情の付け方、イラストの塗りのポイント…と、内容は簡単なんですが、意外とわかってたつもりでわかってなかったことがあったりして面白かったです。

肝心の池田先生のページは3ページフルカラー。
「おひめさまのかきかた」と題して、「本物の」おひめさまを描く第一人者、池田先生のおひめさまイラスト制作過程を写真で紹介しています。

縦ロールの描き方、ロマンティックなバラの描き方など、なるほど~と思いました。
参考にさせていただきます!

また、少女たちが対象でも、「顔周りをすっきりアップにするのが貴族の髪型」「貴婦人の手には必ず扇子」などの啓蒙?も忘れず。
最後には、「本物を見るのが一番。どうなっているのか、本物の名画を見に行ってみましょう」と…
ただのハウツーではありませんでした。さすがです。


あ、「ベルばらスクリーントーン」ですが、池田先生の描かれたリボンや飾り、バラの花などの小物と、点描背景、さらに!ゴージャスな貴族の館の室内でした。

もったいなくてもちろん使えず…
というか、使う機会がないです…。
[PR]
by yukino-mori | 2013-06-26 16:21 | お絵描き話

お絵かき本?

今日、池田理代子オフィシャルサイトを見ていたら、出版物の所に「小学館より2013年6月5日に発売された雑誌『おえかきぐみ』にて、 池田のお姫様の描き方が写真とイラスト付きで説明されています。 付録には『ベルサイユのばら』スクリーントーンシールも付いておりますので、ぜひご覧ください。」…とのこと。

速攻、「詳しくはコチラから」をクリックしましたよ!

あ、ほんとだ…。
表紙の下隅に、オスカル様のイラストが。

早速Amazonで検索。(小学館のサイトからも直接買えるらしいですが、面倒なので。)
もう今日21日だから、新品はないかもなあ…なんて思っていたら、ラッキーなことに「在庫あり」。
迷わずお買い上げ~。

どうも、小学生の乙女向けのイラストハウツー本っぽいんですが、そういうのも久しぶりでワクワクしますね~。
付録のスクリーントーンシールってどんなんだろう…(笑)。


届いたら何がしか描こうかな。
[PR]
by yukino-mori | 2013-06-21 14:28 | お絵描き話

怖い絵

いきなり余談ですが、今日、車のトランクを閉める時、誤って顔にぶつけてしまいました。
目から火が出たとはこの事でしょうか。幸い目には当たらなかったものの、ちょうど頬骨の所。
まるで殴られたようになってしまい、DV被害を受けたかのようです。夫が疑われたら申し訳ない。

顔って、やっぱり衝撃が半端ないですね。
自分でこのくらいの力で当たってもこうなんだから、ボクシングとか、DVで他人から殴られたなんてのはもうどれだけのものなんだか、想像するだに恐ろしいです。


やっと本論です。

ツヴァイクの「マリー・アントワネット」が読みたくて、書店で探していたところ、それはなかったのですが訳者の中野京子さんの所に「怖い絵」の「泣く女編」と「死と乙女編」を発見、即買いしました。(角川文庫)

中野京子さんは、「ベルばらKIDSぷらざ」に連載を持っていた時があり、当時刊行済みの「怖い絵」には関心がありましたが、なかなか読む機会がなかったのです。
「危険な世界史 血族結婚編」も買ったのですが、まずは上記2冊を読了。

「怖い」をキーワードに、中野氏が西洋絵画をセレクト。
その一枚に付きこの本で8ページくらいずつ、中野氏なりの解釈と、歴史・時代背景を絡めた解説がなされています。
とはいっても堅苦しい歴史的事実だけではなく、通俗的な部分にまで言及されていて、まるで高校時代面白くて人気だった先生の世界史の授業を聴いているみたい。

一見して誰もが「怖い」と感じる絵はもちろん、「これのどこが?」と思うような絵もありますが、それも解説を読んでいくとなぜ「怖い」のかというのがわかってきて、謎解き的な面白さがあります。


どうやらシリーズ化されているみたいなので、さらなる文庫化を希望します!
文庫だと、絵が小さくてわかりづらいのですが…
でも持ち歩いたりしやすいし、省スペースだしでやっぱり買うとなると文庫化を待ってしまいます(笑)。
[PR]
by yukino-mori | 2013-06-19 16:02 |

体育祭

長男の高校の体育祭が終わりました。
やっと…。

というのは、衣装。
この学校は(私の母校でもありますが)、昔から体育祭が派手で、業者が桟敷を組み、軍団ごとに巨大なパネルを製作し、衣装も上下とも手作りなんです。
運営は全て生徒でやるので、衣装の作り方も、素人が書いたイラスト・説明のみで、生地や部品も足りないものがあったりとなかなか理解して作るまでが大変。
できない人はプロに頼んだりするということですが、わたしは義母に頼みました。
それでも、前日の夜まで二人でかかり…やっと仕上げて当日持たせることができました。

観に行ってみて。

うちの子の衣装、あれで合ってた…とまずは一安心(笑)。
そして、女の子たちの衣装姿に萌え萌え。
学校によっては、そろいのTシャツ買うだけ、ってところもあると聞きますが、こっちの方が見る分には絶対楽しい。

いやあ高校生っていいですね~。
どこの応援団も気合入ってて、青春って感じ。


今年は無事終わったけど。
さて、来年の衣装どうしようかな…
今からちょっと憂鬱。
おばあちゃん元気でいてくれ~(切実)。
[PR]
by yukino-mori | 2013-06-09 15:21 | その他

再掲載

本日発売のマーガレット13号、買ってきました。
10号の別冊付録に掲載された「ベルサイユのばら エピソード」が本誌に再掲載されているのです。
10号も持っているのですが、一ページ増えているとか聞いたので、結局また買ってしまいました。

見てみると、増えているのは冒頭のカラー口絵。冒頭4ページも着色されています。
そしてベルばらについての説明も、2ページから4ページに増えていて、紙面が大きくなった分文字数も増えています。
10号買ったし、ストーリーがわかればいいのよという人は改めて買うほどでもないと思いますが、買い逃した、またはコレクターさんは一冊持っていてもいいかもしれません。

それにしても、「AFTER STORY」と題して、オスカルとアンドレの関係に絞ったあらすじが載っているんですが、本編を知らずにこれだけ読んだ今どきの乙女は、アンドレが最初から主役級だったと誤解してしまう恐れが…。
誰か、初出時の彼の顔の描線の少なさを教えてあげてほしい。


衝撃だったのは、10月発売のマーガレット22号にまた新作が載ることが決まったということ。
今度はオスカルの子供時代だったりして(笑)。

新作は嬉しいですが、正直ちょっと微妙な気持ちです。
なぜなら、お金がかかるから。

というのは半分冗談ですけど。

私の中で「ベルばら」はもう完結した作品なので、新作といってもちょっと怖いような気がするのです。
やるならいっそ、「ジャムばら」みたいに気楽に読めるコメディーがいいなあ。
[PR]
by yukino-mori | 2013-06-05 20:06 | 漫画・アニメ

20年ぶり

本日、「ミュシャ展 パリの夢 モラヴィアの祈り」初日に行ってきました。
ローソンで前売り券も買って、楽しみにしていたんです割と。

ミュシャ展は、確か約20年前にも新潟に来たことがあります。
それに行ってレポートを書くことが美術の課題だったので(その時の先生が市の美術館の館長だった)、20年ぶり2回目ということになります。

ミュシャは19世紀アール・ヌーボーを代表する画家でありイラストレーターで、緻密で繊細な作風で女性美を最大限に引き出した作品を多く製作しています。
曲線の美しさ、装飾の緻密さはため息もので、それと同時にその幾何学模様の精緻さから、一枚の絵の中に理系的なものと文系的なものが共存しているような(なんのこっちゃ)気がします。
理性が欠けても、感情が欠けてもだめなんですね。

私の大好きな「四芸術」のリトグラフや油絵「百合の聖母」も来ていたのですが、何か物足りないと思ったら、「黄道十二宮」「四つの花」が来てなかった…。
ちょっと残念。

TV局が協賛しているのもあって、土産物の種類の多さにちょっぴり商業主義も感じたりして。
結局、図録も買いませんでした。20年前のでいっか~と。


これとは関係ないのですが、いろいろあって娘を連れていきました。珍しく教育的配慮なんてものをしてはみたのですが、結局私と趣味は合わないなということがわかりました。
いいよ今度からこういうの、一人で行くから…。
[PR]
by yukino-mori | 2013-06-01 19:21 | その他