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荷物番志望
やっと根雪になってきました。
雪が降ると、スキー大スキー(オヤジギャグ)な人たちは血が騒ぐらしいです。 上越や山間部の学校は、体育で「スキー授業」があるということですが、私の棲まう地方は比較的降雪量が少なく、そういうものはありません。 なので、初めて本格的なスキーを履いたのはなんと二十歳になってからでした。 その頃はまだカービングスキーもなく、ボードもやっと出だした頃だったので、身長+何センチかの長い板で。 全くの初心者には、まず重いブーツ(足首の自由が利かないってこんなに不便な事だとは!)を履いて、なが~くて重~い板を担いでゲレンデまで歩く事がすでに重労働。 夫は優しい人ですが、「板は自分で持つ」という事にポリシーがあるらしく、私のを持ってくれた事はついぞありませんでした。 そして初心者は曲がれないので、ゲレンデの坂を端まで行ったら、方向転換がまた大変。 ボーゲン覚えたら何とか大丈夫になりましたが。 そして、スキーは人がやってるのを見ると楽そうですが、所詮スポーツなんだとすぐに思い知りました。 スキーウェアの中は汗だく。下半身は疲れてガタガタ。 自分が運動オンチだったって事を思い出すのでした。 そして、…寒い! 当たり前だけど、寒い! 寒いのが苦手なのに、なぜ私はここにいるのだ… 当時スキー流行っていたし、お付き合いの為にも一応頑張ったんですよ。休みの日にスクールに入ったりして。 おかげでボーゲンを脱する事はできましたが、とうとう「滑る快感」を得るまでには至らず。 子供が大きくなってから、年に一回くらい行くようになりましたが、私はファミリーゲレンデでお付き合いした後、もっぱらカフェで荷物番です。 確かに、リフトで上のほうまで行くと、静かで空気は澄んでて清冽な気持ちになります。 絵葉書のような風景を見られたり。 私の当時の靴と板を、上の子が使うようになりました。無駄にならなくて良かった。 でもすぐに小さくなって使えなくなると思います。 最近、年配者がスキー場に戻ってきているとニュースバラエティでやっていました。 カービングスキーの影響が大きいとのこと。なんかこれなら私も出来そうかな~。 でもウエアは昔のしかないし、一年に一回行くかどうかってのに高いお金をかけるのはちょっと…。 何よりやっぱり寒いだ~…。 スキー場に付き合うのはいいけど、暖かい部屋でココアのみながら待ってるってのがやっぱりいいかも。
by yukino-mori
| 2009-01-16 23:27
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